「蜂の子で美肌になろう!」
目次
蜂の子には、美肌をつくる効果があります。ここでは、蜂の子のどのような成分が美肌をつくる効果があるのかを説明します。
蜂の子の美肌効果とは?
蜂の子には次のような美肌をつくる効果があります。エラスチンの材料になる
エラスチンは、たんぱく質の一種で、コラーゲンと同様に肌に弾力やハリを与える物質です。エラスチンの材料は、アミノ酸がほとんどですが、その中の80~90%を、ロイシン、グリシン、プロリン、アラニン、バリンが占めており、蜂の子には全てが含まれています。
エラスチンは、20代後半から減少する成分ですが、活性酸素の働きを抑え、皮膚の新陳代謝を促すことで減少する速度を抑えることができます。
蜂の子には、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるビタミンCとグリシンが含まれています。
ですので、蜂の子には、エラスチンの材料となってエラスチンの生成を促したり、エラスチンが減少するのを防ぐ働きがあります。
また、エラスチンはストレスによっても減少しますが、蜂の子はストレスを予防、改善する効果もあります。
コラーゲンをつくる
コラーゲンは、たんぱく質の一種で肌の弾力をつくりだす働きがあり、同じくたんぱく質のエラスチンとムコ多糖類(単糖の分子が2個以上繋がっている粘液性の物質)のヒアルロン酸と一緒に肌の弾力やハリをつくっています。コラーゲンはアミノ酸からできていますが、コラーゲンの材料となるアミノ酸17種類のうち、蜂の子には16種類が含まれています。
コラーゲンの成分の中でも含まれている割合が多いアミノ酸は、グリシン、グルタミン酸、アラニン、プロリン、オキシプロリンですが、蜂の子にはオキシプロリン以外全て含まれています。
NMFの材料になる
NMFとは、肌の角質の中にあって水分を保持する因子(物事を引き起こす要素)のことでNatural Moisturizing Factor(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)の頭文字をとってNMFと呼ばれています。NMFの材料の40%はアミノ酸ですが、蜂の子に含まれているアミノ酸19種類のうち、13種類がNMFの材料になります。
非必須アミノ酸のプロリンは、最も保湿力の高いアミノ酸で、ビタミンCと一緒に摂取すると、より保湿力アップ、肌荒れの予防、などの効果が高くなりなすが、蜂の子にはどちらも含まれています。
抗酸化作用がある
ビタミンCと非必須アミノ酸のグリシンには、抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑える作用で、活性酸素は細胞を酸化させるので、老化を促進したり、肌を痛めてしわの原因をつくったりします。
特に、ビタミンCは、栄養素の中で最も抗酸化作用が高いと言われています。
また、ビタミンCは、しみの原因になるメラニンの生成を予防し、メラニン色素が沈着するのを防ぐ働きがあるので、美しい肌をつくったり、維持したりする大きな効果があります。
おわりに
蜂の子には、しみやシワ、ソバカスを防ぎ、肌にうるおいを与えて、弾力やハリを保つ効果がある 成分が多く含まれています。特にアミノ酸は、肌に弾力やハリを与えるコラーゲンやエラスチン、保湿効果を与えるNMFの材料になるので美肌効果に欠かせない成分ですが、蜂の子はアミノ酸を19種類も含んでいます。
さらに、美肌効果が高いビタミンCも含んでいるので、蜂の子は美肌効果を求める人にお勧めします。