「蜂の子で白髪・薄毛を改善しよう!」
目次
蜂の子には、白髪や薄毛を予防、改善する効果があります。ここでは、蜂の子のどのような成分が白髪や薄毛の予防、改善に効果があるのかを説明します。
白髪とは?
白髪とは、髪の毛の色素が無くなって白くなってしまった状態です。薄毛とは?
薄毛とは、髪の毛が生え変わるたびに細くなったり、抜け落ちたりしてコシやツヤがなくなり、ボリュームがなくなり、頭皮が透けて見えるようになった状態です。白髪、薄毛の原因
白髪、薄毛の原因はさまざまですが、以下のことが原因となって起きる場合があります。・遺伝
・紫外線による頭皮や髪の毛へのダメージ
・加齢による髪の毛の老化
・妊娠、出産
・ストレス
・栄養の偏りや不足
・血行不良
・男性ホルモンが原因のAGA(男性型脱毛症)
・睡眠不足
蜂の子は、白髪や薄毛の原因の中で、加齢による老化、ストレス、栄養の偏りや不足、血行不良、睡眠不足を予防、改善する効果がある成分が含まれています。
蜂の子に含まれている白髪や抜け毛の予防、改善に効果がある成分
トリプトファン
必須アミノ酸のトリプトファンは、精神を落ち着かせ、安定した気持ちにさせる作用があるセロトニンの材料となります。また、セロトニンは、攻撃的な気持ちや、イライラする気持ちを引き起こすノルアドレナリンの働きを抑える効果もあります。
さらに、セロトニンは痛みを軽減する作用もあります。
トリプトファンは、セロトニンの材料となって、こころを落ち着かせたリ、痛みを軽くしたりしてストレスを予防、改善する効果があります。
また、セロトニンは、睡眠ホルモンとよばれ、身体を覚醒から睡眠と切り替えて、入眠しやすくする働きがあるメラトニンの材料にもなるので、トリプトファンは、不眠を予防、改善する効果もあります。
イソロイシン
必須アミノ酸のイソロイシンは、血管を拡張する働きがあるので、血行を促進する働きがあります。アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、血管を拡張して血流をよくする働きがある一酸化窒素を合成する働きがあります。一酸化窒素が血管を拡張して血流をよくすると、栄養素や酸素が体内を巡る(めぐる)働きがよくなって、肌の再生や筋肉の強化の効果が高まります。
また、老廃物を排出し、冷えやむくみを防いで身体を若々しく保つのでアンチエイジングの効果があります。
メチオニン
必須アミノ酸のメチオニンは、トリプトファンと同様にセロトニンの材料になり、ストレスや不眠を予防、改善します。フェニルアラニン
必須アミノ酸のフェニルアラニンは、セロトニンや、やる気や集中力を高める効果があるノルアドレナリン、ドーパミンの材料となり、鎮痛効果もあるので、ストレスの軽減に役に立ちます。グリシン
非必須アミノ酸のグリシンは、神経を興奮させる働きがあるドーパミンの分泌を抑えるので、精神を落ち着かせてストレスを予防、改善します。また、グリシンは、身体の末端の血流を良くする働きがあります。
人間の身体は、体温が速やかに下がると眠くなることが判明しており、末端の血流がよくなると、身体の深部の温度が下がるので、グリシンは寝つきを良くする働きがあります。
また、グリシンは熟睡感のある質のよい睡眠をもたらす効果もあるので、睡眠不足を予防、改善する効果が高い成分でもあります。
チロシン
非必須アミノ酸のチロシンは、ドーパミンやノルアドレナリンの材料となるので、ストレスを予防、改善する効果があります。チロシンがストレスを軽減する効果について、軍隊で行われた実験では、チロシンを摂取した兵士は、厳しい訓練に対するストレスの抵抗が、摂取していない兵士よりも強かったことが判明しています。
また、チロシンは、メラニン(動物の身体に存在する黒色の色素)の材料になるので、白髪を予防する効果があります。
ビタミンB1
ビタミンB1は、神経ビタミンとも呼ばれていて、中枢神経(脳と脊髄の神経細胞が多く集まっているところ)の働きをスムーズにして精神を安定させる働きがあります。また、交感神経(身体が活発に動く時に働く神経)の働きを抑えて、身体をリラックスさせる働きもあります。
ビタミンB2
ビタミンB2は、たんぱく質の代謝(栄養素を利用したり、蓄えたりする働き)を促進し、細胞の再生を促すので、髪や肌のアンチエイジング効果が高く、白髪を予防、改善します。ビタミンC
ビタミンCは、細胞を老化する働きがある活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。体内でビタミンCが合成できるマウス(普通のマウス)と、体内で合成できないようにしたマウスに、ビタミンCが少ないエサを与える実験では、合成できないようにしたマウスは、合成できるマウスの4倍の速さで老化が進んだことが判明しています。
ビタミンCは、抗酸化作用が最も高い栄養素だと言われています。
パントテン酸(ビタミンB5)
パントテン酸は、「抗ストレスホルモン」とも呼ばれ、ストレスを感じると働く副腎皮質ホルモンの働きを促します。ナイアシン(ビタミンB3)
ナイアシンは、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの材料になります。また、ナイアシンは血行をよくして身体の深部の体温を下げて入眠に導いたり、レム睡眠(脳が働ている状態の睡眠)とノンレム睡眠(脳が完全に休んでいる状態の睡眠)のリズムを整えたりします。
カルシウム、マグネシウム
ミネラルのカルシウムとマグネシウムは、精神を安定させてイライラする気持ちを抑える働きがあります。また、マグネシウムは、緊張した筋肉を緩め、身体をリラックスした状態にして入眠しやすくします。
さらに、マグネシウムは、セロトニンをつくるのに欠かせない材料でもあります。
カルシウムとマグネシウムは、同時にバランスよく摂取すると相乗効果が高まり、そのバランスはカルシウム2に対してマグネシウム1が理想的です。
亜鉛
ミネラルのひとつの亜鉛は、精神を安定させる働きがあります。また、亜鉛は細胞を分裂させたり、再生させたりして育毛を促す働きがあります。
亜鉛が不足するとさまざまな身体の不調が起こりますが、一番に抜け毛が起こると言われています。
亜鉛は、ノンレム睡眠(脳が完全に寝ている状態で、深い眠り)の長さを2倍にして睡眠の質を高めることがマウスを使った実験で判明しています。
さらに、実験では、天然の色素のアスタキサンチンと同時に摂取すると、ノンレム睡眠の長さは3倍になることも判明しています。
リノレン酸(α‐リノレン酸)
脂肪酸のひとつのリノレン酸(一般的にはαリノレン酸のこと)は、血行を促進するので、毛細血管(動脈の末端の血管)に血液が行き渡って、髪の毛に栄養が行き渡りやすくなり、育毛を促します。おわりに
蜂の子には、白髪や薄毛に効果がある成分が多く含まれています。アミノ酸は、髪の毛の主な成分のたんぱく質の材料になり、髪を太くして健康に保つ効果がありますが、蜂の子にはアミノ酸が19種類も含まれています。
また、栄養素を多く含んでいるので、白髪や薄毛の原因のひとつの栄養の偏りや不足の予防、改善にも大きく役に立ちます。
ですので、白髪や薄毛で悩んでいる人に蜂の子をお勧めします。
[出典]
蜂の子で白髪の予防・改善
https://www.parisbiotech.org/pbs6/