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蜂の子を使って料理をしよう!~蜂の子のバター炒めのつくり方~

蜂の子を使った簡単料理に「バター炒め」があります。
ここでは、蜂の子のバター炒めの作り方とそのアレンジ料理の作り方、下処理のコツを紹介します。

蜂の子のバター炒めのつくり方

<材料>

・蜂の子 食べたいだけ
・バター 適量

<つくり方>

【1】巣から取り出した蜂の子は巣材が付着しているので、流水でよく洗いペーパータオルなどで水気を取ります。
冷凍の蜂の子の場合も、さっと水で洗って水分を取ります。

【2】フライパンを熱しバターを入れ、バターが大体溶けたら蜂の子を入れます。
〇ココがポイント
・蜂の子は、強火で炒めると破裂するので、はじめは弱火で炒めます。
・また、箸を使うと身が崩れてしまうので、木べらや木のしゃもじでそっと混ぜます。フライパンをゆすってもいいでしょう。
・バターを使うとどうしても焦げてしまう人は、はじめに少量のサラダ油かキャノーラ油をひいてからバターを入れると焦げにくくなります。

【2】蜂の子が少し固くなってきたら中火にしてカリっとなるまで炒めます。

【3】蜂の子にきれいな焦げ目がついたら出来上がりです。
お好みで塩を振り入れてもおいしいです。

バター炒めのアレンジ料理のつくり方

蜂の子を何で炒めるかによってさまざまなバリエーションが楽しめます。

〇バター醤油炒め
・出来上がったバター炒めに醤油を少々垂らすとバター醤油炒めの出来上がりです。

〇あっさり炒め
・蜂の子を炒めるのにバターを使わずに、サラダ油かキャノーラ油で炒めて塩を振り入れるとあっさり炒めの出来上がりです。
この場合は塩はバター炒めよりも多めに振りましょう。

〇甘辛炒め
・サラダ油かキャノーラ油で炒めた蜂の子に醤油、砂糖を絡めると甘辛炒めの出来上がりです。

〇にんにく醤油炒め
・熱したフライパンにサラダ油もしくはキャノーラ油をひき、みじん切りにしたにんにくを香りがでるまで焦がさないように弱火で炒めます。
・蜂の子を入れたら仕上げに醤油を鍋のふちから入れて絡めます。

〇ココがポイント
・醤油は鍋のふちから入れると醤油の香りが立ち、また材料にまんべんなく味がつきます。

〇味噌炒め
・炒めた蜂の子に、あらかじめみりんで溶いたみそを絡めるとみそ炒めの出来上がりです。
みそは好みで砂糖やだし汁を入れてもおいしいです。

その他のアレンジメニューのつくり方

〇卵かけご飯
・溶いた卵に炒めた蜂の子を入れてご飯にかけると、蜂の子入り卵かけご飯の出来上がりです。

〇卵焼き
・砂糖、みりんなどで味をつけた卵に炒めた蜂の子を入れて焼くと、蜂の子入り卵焼きの出来上がりです。

〇春巻き
・春巻きの具に炒めた蜂の子を混ぜたり、そのまま炒めた蜂の子を具にすると蜂の子入り春巻きの出来上がりです。

蜂の子のお腹にある黒い部分は、他の昆虫の殻や糞が溜まっていて、シャリシャリとした触感や苦味があります。
これは、魚のワタのようなものなので、この苦味が好きな人はそのまま調理するといいですが、苦味が気になる人は、約10分下茹でしましょう。

すると、中から茶褐色の棒状のものが飛び出てくるので、それを取り出します。
蜂の子の量が半分近くまで減りますが、とてもおいしくなります。
この下処理の方法は、バター炒めだけではなく、他の蜂の子料理でも応用できますが、蜂の子の味がシンプルに味わえる、炒め物や揚げ物に使うといっそうおいしくなります。

また、蜂は幼虫、さなぎ、成虫と味が違います。
蜂の子を蜂の巣から取り出すと、これらが全部採取できることも多いので、全部を混ぜてそれぞれの味を楽しんでもいいですが、一手間かけて幼虫とさなぎ、成虫を選別して料理によって使い分けてもおいしいです。

おわりに

蜂の子のバター炒めは蜂の子の料理の中で最も簡単なメニューのひとつですが、ちょっとアレンジを加えるとさまざまなメニューが楽しめます。
蜂の子はやわらかいので、そのまま料理に使うと形が崩れてしまうため、炒めた蜂の子を使いましょう。