「蜂の子には、アンチエイジング効果がある!」
目次
蜂の子には、アンチエイジング効果(老化防止)があります。ここでは、蜂の子に含まれているどんな成分がアンチエイジングに効果があるのかを説明します。
蜂の子のアンチエイジング効果とは?
蜂の子には、アンチエイジング(老化防止)に役に立つ以下の効果があります。・細胞の新陳代謝を促す
・ 抗酸化作用(細胞を傷つける活性酸素を除去する働き)がある
・肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促進する
蜂の子は、アンチエイジングに効果がある成分を含んでいます。
アンチエイジングに効果がある蜂の子の成分
セリン
非必須アミノ酸のセリンは、NMF(体内で水分を保持する因子のことで、Natural Moisturizing Factor‐ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクターの略)の材料で、NMFに最も多く含まれている成分なので、肌のうるおいやハリを保ち、しわを予防します。また、システィンという成分に変換されて、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあります。
グリシン
グリシンは、肌に弾力を与えるコラーゲンの材料となり、NMFの材料にもなります。また、入眠を促し、質のよい睡眠へ導く効果が高く、睡眠不足を予防、改善する効果が高いです。
質のよい睡眠は、肌や身体の修復、再生に効果があります。
アルギニン
非必須アミノ酸のアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す効果があるので、骨や肌をつくる働きがあります。成長ホルモンは、年を取るにつれて分泌が減るので、アルギニンが不足すると肌や骨の老化が進みます。
また、アルギニンは血管を拡張する一酸化窒素を生成するので、血管を健康に保ち、血行をよくして白髪や抜け毛を予防、改善したり、育毛に効果があったりします。
アスパラギン酸
非必須アミノ酸のアスパラギン酸は、肌の新陳代謝をよくしてターンオーバー(肌が生まれ変わること)を促進したり、肌の角質(肌の上層部分)の水分を保ったりします。ビタミンB群
ビタミンB群は、肌や身体の老化を予防する効果があります。中でもビタミンB2は、肌の乾燥を改善する働きがあり、ナイアシンは肌の新陳代謝を促進してくすみ、しみ、ソバカスを予防、改善する効果があります。
また、パントテン酸は、ビタミンCがコラーゲンを生成する働きを助けて、肌や髪のハリや弾力を保ちます。
ビタミンC
ビタミンCは、栄養素の中で一番抗酸化作用が高い成分です。活性酸素は、細胞を傷つけて老化を促進します。
ビタミンCは、細胞の代わりに酸化されることで、細胞の酸化を防ぐ効果があります。
ビタミンCを体内で合成できないようにしたマウスと、普通のマウス(体内で合成できる)に、ビタミンCがほとんど含まれていないエサを与えた実験では、合成できないマウスは老化のスピードが4倍も早かったことが判明しています。
亜鉛
ミネラルの亜鉛は、細胞の新陳代謝を活発にし、細胞を再生する働きがあります。亜鉛は、ミネラルの中で一番不足しやすく、特にダイエット中の人や高齢者に不足しがちで、不足すると肌の乾燥、傷の回復の遅れ、髪の毛の老化による薄毛、抜け毛などさまざな不調が起こります。
亜鉛が不足すると、髪の毛のハリやこしが減少することが、研究で判明しています。
おわりに
アミノ酸は、身体をつくるたんぱく質の材料となったり、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンやエラスチンの材料となったりするので、アンチエイジング効果が高い成分です。蜂の子には、アミノ酸が19種類も含まれています。
また、アミノ酸と同じくアンチエイジング効果が高いビタミンCも含まれているので、蜂の子はアンチエイジング効果を期待する人にお勧めです。